加藤よ、生き続けて語れ。 | ||Φ|(T|T|)|Φ||    監獄☆日記    ||Φ|(T|T|)|Φ||

加藤よ、生き続けて語れ。

加藤智大に死刑判決が下された。

普通に、平和に暮らしていた7人の人の人生を奪った罪は、万死に値するだろう。


だが、加藤。

君はすべてを語ったのか。


「掲示板への嫌がらせを止めてほしかった」「反省しています」

そんな薄っぺらい理由で、君が震撼させた「社会」は、納得するのだろうか。


加藤。控訴せよ。

たとえ控訴審が死刑であっても、それまでの間、生き続けて語れ。


生き恥を晒すより、死んだほうが楽だろう。

だが君は、生きて語るべきだ。


どういう境遇が、君を追い詰めてしまったのか。

君はいったい、何を考えていたのか。

「社会」の姿がどうあれば、君は凶行に走らなくて済んだのか。


君が遺す言葉で、私たちはいろいろなことを考えることができる。

君のような不幸な人を出さない社会づくりのために。


加藤。

控訴して、生き続けて、語ってほしい。

そしてできるだけ多く、君の言葉を遺してほしい。


君が逝ったあとの社会に、多くのヒントを遺すこと。

それは君にとっての、贖罪でもあるのだから。