この日記を書いたわけ。
もう何年にもなりますが、バイク事故で大怪我したことがあります。
何度も手術して、かなりの期間入院しました。
事故直後は心臓も止まっていたそうで、寸手のところで命拾いしたわけでした。
若いながらも、いろいろなことを考えたものです。
命のこととか、人生のこととか。
若かったから、考えざるを得なかったこともあります。
寂しい気持ちや、苦しい気持ち、愛とか恋とか。
ところが、喉もと過ぎればなんとやらで、数年が経つうちに、あれほど必死に考えた物事が、思い出せなくなっていたのです。
貴重な経験だったのに、それが思い出せないことは、本当に残念でした。
だから今回は、日記をつけることにしたのです。
何年経っても、何十年経っても、馬鹿な自分の過ちを忘れないで、いつでもリアルに思い出せるように。
本当に本当に、何の自慢にもならないことですが、
よろしければ、最後までお付き合い願えれば幸いです。
筆者