この日記を書いたわけ。 | ||Φ|(T|T|)|Φ||    監獄☆日記    ||Φ|(T|T|)|Φ||

この日記を書いたわけ。

 もう何年にもなりますが、バイク事故で大怪我したことがあります。

 何度も手術して、かなりの期間入院しました。

 事故直後は心臓も止まっていたそうで、寸手のところで命拾いしたわけでした。

 

 若いながらも、いろいろなことを考えたものです。

 命のこととか、人生のこととか。

 

 若かったから、考えざるを得なかったこともあります。

 寂しい気持ちや、苦しい気持ち、愛とか恋とか。

 

 ところが、喉もと過ぎればなんとやらで、数年が経つうちに、あれほど必死に考えた物事が、思い出せなくなっていたのです。

 貴重な経験だったのに、それが思い出せないことは、本当に残念でした。

 

 だから今回は、日記をつけることにしたのです。

 何年経っても、何十年経っても、馬鹿な自分の過ちを忘れないで、いつでもリアルに思い出せるように。

  

 本当に本当に、何の自慢にもならないことですが、

 よろしければ、最後までお付き合い願えれば幸いです。

                         

                                                    筆者